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4月号

2007.04.01

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ここのところ岡山は春の嵐で、夜は雷雨。当日も昨夜の雷雨で朝一番のコースは濡れている状態で、霧も激しい状態でした。
 今回は八重洲出版社の軽四専門誌「Kリファイン」の編集部がチームを組んでマシンも用意し、今シーズンエントリーの初レースとして参加されました。みなさんKリファインをぜひ購入してください。また、昨年度の総合チャンピオンNAエキスパートの吉行選手はミッショントラブルのため未参加ということで、今シーズンは伏兵が活躍するのか、興味深い1戦となりました。
 当日は霧が晴れた後は花曇りの天気でしたが、11時の50分耐久の時点で心配していた雨が落ちはじめ路面はウェットに。このまま雨が降り続けば、通常であれば燃費で不利なターボ勢が活躍することも十分考えられます。
 それでは予選から時系列に沿ってみてみましょう。

【予選】
 予選中はなんとか天気も持ち、路面はドライ。予選トップは強豪ボルドの⑧松木・藤本組(BOLDモータースポーツ・ターボエキスパートクラス)で、タイムは1分08秒894でした。2番手に(24)田中・大橋・秦組(TRY BOXアルト・N660Tクラス)が1分10秒065で、3番手には(28)石原・金子組(BLDモータースポーツBOLD2号・N660Tクラス)が1分10秒277でつけています。
 さらに4番手もボルド。(27)梶井・吉実・仙石組(BOLDモータースポーツBLD1号・N660Tクラス)がこれまた10秒台です。その次には11秒台が2チーム、12秒台が1チームといったところです。混乱に巻き込まれない程度のある程度のポジションが確保できていれば、レースは4時間。誰が勝ったとしてもおかしくありません。
 
【30分経過】
 スタートから濡れた路面に足をとられるマシンもあり、2度のペースカーラン。路面もところどころ乾き始めた36分間の順位は、⑧松木・藤本組(BOLDモータースポーツ・ターボエキスパートクラス)、(28)石原・金子組(BLDモータースポーツBOLD2号・N660Tクラス)、⑨前田・斎藤組(チームトランク・アルト改・ターボエキスパートクラス)、(24)田中・大橋・秦組(TRY BOXアルト・N660Tクラス)、⑯平田・萩原・森口・桜井組(s-collection+MSオート JA4・N660-Mクラス)(21)縄稚・岸本組(ソニアスピードアルトワークス・N660Tクラス)、(44)桑本・山田・野田組(高野技研だ!トゥデイ・N660クラス)の順。2番手までを占めるボルド勢にチームトランクとTRYBOXがついている状態。ここからタイヤ温度の上昇に伴い、加速度的に路面は乾いていくものと予想されます。

【1時間】
 薄日が射し始めた1時間。7位までの順位は全く変わらず、トップは⑧松木・藤本組(BOLDモータースポーツ・ターボエキスパートクラス)。3番手の⑨前田・斎藤組(チームトランク・アルト改・ターボエキスパートクラス)までが43周の同一周回数となっています。この時点で42周は4番手の(24)田中・大橋・秦組(TRY BOXアルト・N660Tクラス)から8位まで。1時間までのペースからざっと換算すれば、今回の優勝周回数は170周弱といったところでしょうか。

【1時間30分】
 路面はほぼドライコンディション。ここまでの30分間で順位に大きく変動がありました。トップに進出したのは⑨前田・斎藤組(チームトランク・アルト改・ターボエキスパートクラス)、それまで首位だった⑧松木・藤本組(BOLDモータースポーツ・ターボエキスパートクラス)が2番手に。また3番手には6位から(21)縄稚・岸本組(ソニアスピードアルトワークス・N660Tクラス)が上がりました。トップの周回数は74周、またベストラップは2番手の⑧松木・藤本組(BOLDモータースポーツ・ターボエキスパートクラス)が1分08秒台を出しています。

【2時間】
 計測の関係で、ここでは1時間58分の様子です。ここで中盤以降のチームで大きな事件がありました。なんと!Kリファインのマシンがメインストレートでストップ。どうやらミッショントラブルのようです。
 ここでは再び⑧松木・藤本組(BOLDモータースポーツ・ターボエキスパートクラス)が首位に返り咲き。先ほどまで4番手だった⑯平田・萩原・森口・桜井組(s-collection+MSオート JA4・N660-Mクラス)が2番手に上がります。3番手には⑨前田・斎藤組(チームトランク・アルト改・ターボエキスパートクラス)が。給油のピットインが順位に影響を与える時間帯となってきました。4番手は(28)石原・金子組(BLDモータースポーツBOLD2号・N660Tクラス)です。

【2時間30分】
 2時間時点と変わらずトップには⑧松木・藤本組(BOLDモータースポーツ・ターボエキスパートクラス)がいます。周回数は108周。2番手には1周遅れで⑨前田・斎藤組(チームトランクアルト改・ターボエキスパートクラス)が再び浮上です。3番手は⑯平田・萩原・森口・桜井組(s-collection+MSオート JA4・N660-Mクラス)、4番手に(28)石原・金子組(BLDモータースポーツBOLD2号・N660Tクラス)、5番手は⑪板東・大溝・平田組(今川レーシングトゥデイ・N660-Mクラス)、6番手には(21)縄稚・岸本組(ソニアスピードアルトワークス・N660Tクラス)です。残りは後1時間30分。最後まで目が離せません。

【3時間】
ここまでの30分間で変化がありました。2番手で快調にラップを刻んでいた⑨前田・斎藤組(チームトランクアルト改・ターボエキスパートクラス)がトラブル(ハブトラブル)でリタイヤ。また首位に(28)石原・金子組(BLDモータースポーツBOLD2号・N660Tクラス)が上がってきました。
 2位以下のチームは、⑧松木・藤本組(BOLDモータースポーツ・ターボエキスパートクラス)、(21)縄稚・岸本組(ソニアスピードアルトワークス・N660Tクラス)、⑯平田・萩原・森口・桜井組(s-collection+MSオート JA4・N660-Mクラス)、⑪板東・大溝・平田組(今川レーシングトゥデイ・N660-Mクラス)、(44)桑本・山田・野田組(高野技研だ!トゥデイ・N660クラス)、(62)藤井・足立・村上組(冗談レーシングトゥデイ・N550クラス)、⑮大野・岡組(ボディショップオオノトゥデイ・N660-Mクラス)、(61)北原・実金・石田・岡崎組(Team凸凹トゥデイ・N550クラス)です。Team凸凹はN550クラスながら9位と健闘しています。10番手は⑭のオールドマンレーシングです。

【3時間30分】
 いよいよゴールまで30分を残すのみです。3時間以降にまたも順位の変動がありました。2番手を走っていた⑧松木・藤本組(BOLDモータースポーツ・ターボエキスパートクラス)が129周でペースダウンしピットへ。トップは依然(28)石原・金子組(BLDモータースポーツBOLD2号・N660Tクラス)ですが、これにより2番手に(21)縄稚・岸本組(ソニアスピードアルトワークス・N660Tクラス)が上がり、3番手に⑯平田・萩原・森口・桜井組(s-collection+MSオート JA4・N660-Mクラス)、以降⑪板東・大溝・平田組(今川レーシングトゥデイ・N660-Mクラス)、(44)桑本・山田・野田組(高野技研だ!トゥデイ・N660クラス)、⑮大野・岡組(ボディショップオオノトゥデイ・N660-Mクラス)と6位までが続きます。 なお、トップは148周を消化。ピットインした⑧松木・藤本組(BOLDモータースポーツ・ターボエキスパートクラス)はトップが144周したあたりで再び戦線に復帰しています。

【~ゴールイン】
 終始安定した走りでラップを重ねた(28)石原・金子組(BLDモータースポーツBOLD2号・N660Tクラス)が175周で見事ゴールイン!!第2位には173周で⑪板東・大溝・平田組(今川レーシングトゥデイ・N660-Mクラス)が、3位では⑯平田・萩原・森口・桜井組(s-collection+MSオート JA4・N660-Mクラス)が同じく173周。第4位は(21)縄稚・岸本組(ソニアスピードアルトワークス・N660Tクラス)が172周、5位には168周で(44)桑本・山田・野田組(高野技研だ!トゥデイ・N660クラス)、6位には167周で⑮大野・岡組(ボディショップオオノトゥデイ・N660-Mクラス)が入りました。
 猫の目のように変わるコースコンディションにもひるむことなく無事完走されたみなさん、おめでとうございます。そしてごくろうさまでした。
 また、トラブルで惜しくも完走できなかったみなさん、次回第2戦は完走を目指してがんばりましょう。

 なお、今回「参戦」という形で盛り上げてくださったKリファイン様ありがとうございます。
 ここでみなさんにアナウンスしておきます。今回の参戦の様子等は5月9日発売のKリファインに掲載されるとのことですので、ぜひご購入のうえ読んでください。

 また、次回の第2戦は6月17日に開催します。みなさまのご参加をお待ちしております。

「ドリフト&グリップ練習会に参加しましょう!!」
 今年から2月に1度の開催ペースになってしまいましたが、気候のよい今の季節ぜひドリフト&グリップ練習会に参加しましょう。
 折りにふれスタッフとして以前ホンダ系F3チームで走っていた柴田さんがやってきます。のんびりとした運営ですので、チャンスがあれば声をかけていただければグリップのレクチャーも受付けます。
 またK4耐久へ参加されているチームは1台につき4名まで1台分の料金で参加できます(会員でない方についてはひとり1500円の年会費が必要です)。
 なお、希望者にはカウントダウンタイマーを使っての「スタート練習」発信器を使ってのラップ計測(有料1800円)もありますので、ぜひ経験を積み重ねるためにこういった場を使ってみてはいかがでしょうか?

開催日
4月14日(土曜日) 5月26日(土曜日) 9月8日(土曜日) 
10月6日(土曜日) 12月1日(土曜日)
「電話番号をお間違えなく」
 電話番号は0867-52-3449です。
 また、ホームページアドレスは
 http://www.tosports.netです。ぜひご利用ください。


2007年 T.O.スポーツ 中山サーキット走行会スケジュール

《ドリフト&グリップ練習会》
※ ドリフト組とグリップ組とにクラス分けを行い、1クラスにつき2時間(30分×4本)程度走れます。
軽四4時間耐久の練習走行にお勧めな走行会です。
日 程    曜日  走行会名           料金       走行時間
 4月14日 土  ドリフト&グリップ練習会  11,500~13,000   9時~15時
 5月26日 土  ドリフト&グリップ練習会  11,500~13,000   9時~15時
 9月 8日 土  ドリフト&グリップ練習会  11,500~13,000   9時~15時
10月 6日 土  ドリフト&グリップ練習会  11,500~13,000   9時~15時
12月 1日 土  ドリフト&グリップ練習会  11,500~13,000   9時~15時

《軽四4時間耐久》

第1戦   4月1日(日曜日) 第2戦   6月17日(日曜日)   
第3戦   9月23日(日曜日)    第4戦  12月16日(日曜日)