記事一覧

過去のレース 2

2007.09.15

ファイル 8-1.jpg
ファイル 8-2.jpg
ファイル 8-3.jpg
ファイル 8-4.jpg
ファイル 8-5.jpg

【レース前予測・フリー走行】
レース前の事務局編集者予測では、今回の総合優勝候補として、はNAエキスパートの吉行選手(ラピッドトゥデイ)、N660Tクラスの松木・藤本・滝本選手(ボルドモータースポーツ)、青山・金子・柴田選手(ボルドモータースポーツ)、N660Mクラスの山下・山下選手(ローラレーシング)、大野・岡選手(ボディーショップOHNO)といったところです(編集注:あくまで前回の周回数等からの試案です。)。特に14号車の石原選手が怪我で休場している状況を残りの選手が埋めることができるのか、また、スロットルの載せ替えによってN660Mクラスに昇格した山下・山下ペアのマシンは4時間を走り切ることができるのか、NAエキスパートの吉行選手がドライバー交代のない時間的有利さ(体力的には気温が高いこともあり相当きつそうです)と燃費のよいマシンを生かし、またその驚異的コーナリングスピードで前回逃した総合優勝を勝ち取ることができるかなど、興味は尽きません。
また、開幕戦・第2戦とメンバーを変えて体験クラスに出走した三菱重工の従業員チームである「クラブi」は、今回いよいよマシンを完成させ四耐にチャレンジです。彼らにはNHK岡山放送のスタッフも同行し、取材しています(今週金曜日の18:10のきびきびネットで放送予定とのことです。)。
【予選】
予選トップは⑨吉行選手(ラピッド)トウデイ、タイムは1分09秒393!2位は⑥前田・斎藤選手(チームトランク)アルトで1分09秒759。3番手は①安藤・古曳・今川選手(まるあレーシング)アルト、4番手は⑯梶井・仙石選手(ボルドモータースポーツ)アルト、5番手に⑮松木・藤本・滝本選手(ボルドモータースポーツ)アルト、6番手に(26)板東・大溝・池田選手(今川Iレーシング)トゥデイと、⑨吉行選手(ラピッド)トウデイが好調さと速さをアピールしました。また6位までに2台のボルドモータースポーツが入り、6位までにNA2台、ターボ4台という状況で、決勝に向け予断を許さない状態です。
【決勝スタート】
決勝は11時38分前後のスタートとなりました。決勝開始後3周時点では、①安藤・古曳・今川選手(まるあレーシング)アルト、⑨吉行選手(ラピッド)トウデイ、⑯梶井・仙石選手(ボルドモータースポーツ)アルトの順で周回を重ねます。
【決勝30分】
30分経過、スタート後トップを走行していた予選3番手の①安藤・古曳・今川選手(まるあレーシング)アルトはすでにマシントラブルでリタイア。変わってトップは⑨吉行選手(ラピッド)トウデイ、2番手には⑯梶井・仙石選手(ボルドモータースポーツ)アルト、3番手は⑮松木・藤本・滝本選手(ボルドモータースポーツ)アルト、4番手は⑩野田・伊藤・両金・橋本選手(伊藤Racing)アルト、5番手は⑤戸田・明鎮選手(TEAM Boon)アルト、6番手に⑭青山・金子・柴田選手(ボルドモータースポーツ)アルトの順です。
【決勝50分】
1時間ではうまく結果が出なかったため、50分経過の状況です。トップは変わらず⑨吉行選手(ラピッド)トウデイ、2番手に⑤戸田・明鎮選手(TEAM Boon)アルト、3番手には⑩野田・伊藤・両金・橋本選手(伊藤Racing)アルト、4番手に⑭青山・金子・柴田選手(ボルドモータースポーツ)アルト、5番手⑮松木・藤本・滝本選手(ボルドモータースポーツ)アルト、6番手④藤本・松木・松木選手(ボルドモータースポーツ)アルトの順で、なんと3台のボルドモータースポーツが入っています。なお、7番手もボルドモータースポーツです。参考までにこの時間近辺でのトップの周回タイムは1分11秒中盤~後半といったところで、快調に周回を重ねています。周回数は40周というところです。
【決勝1時間30分】
トップの周回数は74周。トップは依然⑨吉行選手(ラピッド)トウデイ、2番手に⑮松木・藤本・滝本選手(ボルドモータースポーツ)アルト、3番手に④藤本・松木・松木選手(ボルドモータースポーツ)アルト、4番手(22)山下・山下選手(ローラレーシング)JA2、5番手⑯梶井・仙石選手(ボルドモータースポーツ)アルト、6番手⑳岩田・山野・阪本(FEOサカモト)トゥデイで、なんと⑳号車は予選18番手から順位を上げてきています。これが耐久レースの醍醐味でしょう。
【決勝2時間】
まだトップの⑨吉行選手(ラピッド)トウデイのペースは落ちません。最高1分09秒台のタイムを刻みながら周回を重ねます。2番手との周回差は4周。2番手は(22)山下・山下選手(ローラレーシング)JA2、3番手⑳岩田・山野・阪本(FEOサカモト)トゥデイ、4番手⑮松木・藤本・滝本選手(ボルドモータースポーツ)アルト、5番手⑩野田・伊藤・両金・橋本選手(伊藤Racing)アルト、6番手⑭青山・金子・柴田選手(ボルドモータースポーツ)アルトの順です。なお⑳岩田・山野・阪本(FEOサカモト)トゥデイはさらに順位を上げてきており、ついに3番手に浮上したことは特筆できます。7番手には④藤本・松木・松木選手(ボルドモータースポーツ)アルトが、8番手には(23)平田・森口・萩原・今川選手(S.コレクション)トゥデイが予選17番手からの浮上です。23号車の森口選手はかつてハイスピードミーティングで速かった選手です。久しぶりでうれしい限りです。
【決勝3時間】
 トップは依然として⑨吉行選手(ラピッド)トウデイ、2番手には⑮松木・藤本・滝本選手(ボルドモータースポーツ)アルト、3番手⑩野田・伊藤・両金・橋本選手(伊藤Racing)アルト、4番手は⑭青山・金子・柴田選手(ボルドモータースポーツ)アルトが上がり、5番手に(22)山下・山下選手(ローラレーシング)JA2、6番手に④藤本・松木・松木選手(ボルドモータースポーツ)アルトの順です。その後最終コーナーで12番手を走行中の②近藤・村部選手(ローラレーシング)アルトが他車との接触で痛恨のクラッシュ。久々のペースカーランとなりました。トップの吉行選手は依然1分09秒台の驚異的ペースで周回を稼ぎます。周回数は149周。2番手以降に5周の大差です。
【決勝3時間30分】
210分経過時点では、トップは相変わらず⑨吉行選手(ラピッド)トウデイ、タイムは一行に落ちる気配もなく09秒台で快走。すでに周回は7周の差を2番手との間に保っています。2番手は⑮松木・藤本・滝本選手(ボルドモータースポーツ)アルト、3番手に⑩野田・伊藤・両金・橋本選手(伊藤Racing)アルト、4番手には(22)山下・山下選手(ローラレーシング)JA2が上がってきました。5番手は④藤本・松木・松木選手(ボルドモータースポーツ)アルト、6番手は⑭青山・金子・柴田選手(ボルドモータースポーツ)アルトです。後半になって⑭青山・金子・柴田選手(ボルドモータースポーツ)アルトは1分10秒中盤のタイムをマークししながら追い上げますが順位を上げるまでには至らないようです。
【決勝残り10分】
残り10分で上位6台に変化がありました。④藤本・松木・松木選手(ボルドモータースポーツ)アルトが4位に浮上、(22)山下・山下選手(ローラレーシング)JA2が5番手となります。
【ゴール】
残り10分と全く順位は変わらずのゴールとなりました。優勝の⑨吉行選手(ラピッド)トウデイは驚異の周回新記録193周!(約386キロ)を周回するという大記録でした。吉行選手、たった一人でのドライビングお疲れさまでした!そしておめでとうございました。